2012年6月8日金曜日

梅花流詠讃歌60周年記念奉讃大会

5月29日30日の両日、千葉県幕張メッセにて全国の曹洞宗梅花流詠讃歌にしたしむ講員さんを一日7千人、二日間で1万4千人を集めて「梅花流詠讃歌60周年記念奉讃大会」が盛大に開催されました。

まず、大本山永平寺貫首猊下導師のもと記念法要、大本山總持寺貫首猊下導師のもと東日本大震災被災物故者追悼法要が営まれました。
60年前、全国の檀信徒にわかりやすく宗門の教えをつたえるために曹洞宗に詠讃歌(御詠歌)を取り入れたいとたちあがったのが、ここ静岡の一人の僧侶でした。その一人の僧侶、丹羽仏庵老師は仲間たちと勉強会を立ち上げ自ら研鑽し、また全国を訪ね歩いては詠讃歌の普及に努めました。丹羽仏庵老師の仲間の僧侶たちと、とくに仏庵老師のお弟子で、のちに昭和の名禅師とうたわれた永平寺元貫首(伊豆・修禅寺の御住職をおつとめにもなった)の丹羽廉芳禅師の先導のもと、日本最大の詠讃歌流派にまでなったのでした。
記念法要の後は、代表者がステージに上がっての記念奉詠。
梅花流創設の先達たちに思いをよせ、60年間ともに梅花流を伝えてきてくださった講員さんがたに思いをはせながらともに唱える記念奉詠でした。
また、最後には東日本大震災の大きな被災地でもある大船渡市の曹洞宗寺院のお檀家さまでもある新沼謙二さんのコンサートも。木訥とした話し口に人柄がにじみ出るお話と、ココロあたたまる歌声に心が和みました。


大会当日の写真をこちらにまとめてありますので、是非ご覧下さい!





2012年4月10日火曜日

オテライブ・プラサリータ


今回は新しい形でのオテライブのご案内です。

その新しいオテライブとは・・・『オテライブ・プラサリータ』です。

『オテライブ・プラサリータ』は、常林寺主催オテライブの拡大発展版として、常林寺のライブ活動に共鳴し、また常林寺がその活動に共感する個人・団体の発信地として会場を提供するかたちです。

『プラサリータ』はブッダの生きた時代の言葉、サンクスリット語で『拡げる・拡大する』という意味があります。

その第1回のライブは・・・

まんぐる主催 smile and go forward 2012 ~「福ちゃんと島ちゃんの夢」大作戦~

平成24年4月30日(月/振替休日)

会場 常林寺 白瀧観音堂

オープン 15:30
スタート 16:30

出演は常林寺ではおなじみ、超人気ユニット『DRIED BONITO』はじめ、本年、K-MIX(FM静岡)主催オーディショングランプリ受賞バンド『PESO』、地元山梨でテレビ、ラジオの司会などつとめ音楽活動を展開する『岩崎けんいち』、そして曹洞宗梅花流詠讃歌の奉詠も。

ライブ収益の一部は福島から避難してきた2頭の牛の飼育のために役立てられるそうです。

詳しくは常林寺オテライブのページにて!ご予約も承ります。


なお、皆様に好評、毎週月曜日開催の夜の坐禅会「夜坐」。

夜の本堂も暖かくなり暖房もそろそろ要らなくなって参りました。

4月は2日(月)、9日(月)、23日(月)の3回開催です。(16日、29日はお休みをいただきます)

足を組むのは苦手!というかたでも、いろいろな方法で坐禅にとり組んで頂けるよう丁寧にご説明致します。

ご参加をお待ちしております。

2012年3月7日水曜日

オテライブ "DEE THREE" JAZZ TRIO LIVE

今年はじめてのオテライブはDEE THREE。
オテライブに何度もサポートとして出演しているベースの高井亮士さんが自らのバンドを率いて常林寺オテライブにやってまいりました。

高井さん旧知のJAZZトランペット奏者 、佐々木大輔さんとたちあげ、ギターの森永達哉さんをくわえたドラムレスのジャズトリオ。
佐々木さんはトランペット、コルネットとヴォーカルのダブルリード。
JAZZスタンダードをはじめ、ポップの名曲やアメリカントラディショナルの数々とオリジナル曲を披露してくれました。
JAZZをベースとし、複雑なアレンジだけれどそれを感じさせないスムーズなグルーブに会場もどんどん引き込まれていきました。
オテライブではJAZZスタイルは初めてなのでお客様の反応に少し不安もありましたが、その不安を覆す熱気が感じられました!

最後には高井さんのストリートミュージック仲間で、最近都内から伊豆は伊東に引っ越されたばかりというSAX奏者、斉藤力さんが加わり、そのスーパープレイにさらに会場はヒートアップ!

DEE THREE、これからがとても楽しみなバンドです!
ご来場いただきましたたくさんの皆様、ありがとうございました!
これからも素晴らしい音楽を紹介していけたらと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

2012年1月23日月曜日

プロカメラマン

早いもので、一月も下旬です。
先週は三島でもすこし降雪があり、箱根山も所々白々としております。
この時期、晴れ間がないと洗濯物が進まずに困りますね。特有の悩みとしては、足袋のたぐいは素材の綿でしかも、厚い生地が使われているので、けっこう乾きにくいのです。しかも、最近の洗濯機は生地を『ねじる』より『たたく』ようになっているようで、足袋の裏のよごれが以前の洗濯機よりも落ちない気がしてます。やはり、足袋には洗濯板が一番と言うことか。

2月の夜坐の予定も決まりましたのでお知らせします。
6日(月)
13日(月)
20日(月)の3回です。
27日は所用のためお休みです。よろしくお願いいたします。

また、11月に開催した石巻・秋のともしび音楽祭に同行してくれたプロカメラマン八幡宏さんがそのとき撮影した写真をご自身のブログにアップして下さいました。
やはり、プロの撮影する写真は、空気感が違いますねえ。
是非、ご覧下さい。

2011年12月26日月曜日

年末のお知らせ

寒い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか。
とはいえ、冬至も過ぎますと、これから日の長さは伸びる一方。確実に春に向かっての歩みが始まっていますね。

今年一年、多くの皆さんにとって、いろいろな意味で特別な一年となったのではないかと思います。
私としても、大震災と常に向き合う一年であったと思います。そして、来年も、つながりを持った皆さんや地域のことをいつも気にかけ、そこから繫がる被災地のことを思う一年であれたらと思います。

さて、本日12月26日は今年最後の夜坐です。しんしんと冷えた本堂の中での坐禅もまたよいものです。皆さんのご参加をお待ちしています。

また、12月31日は恒例の年越し坐禅と元朝祈祷(新年のお参り)を開催いたします。
12月31日午後11時30分から年明け午前0時過ぎまで坐禅
午前0時10分頃から午前0時30分頃まで元朝祈祷
の予定です。
なお、年越し坐禅の参加は、常林寺夜坐に参加経験のある方に限らせて頂きます。
元朝祈祷はどなたでもご参加いただけます。
坐禅の調った心で新年をお迎えし、元朝祈祷で来年一年の安寧を祈願いたします。
年越し坐禅は参加無料。元朝祈祷は適宜お賽銭としてご志納下さい。

なお、新年の夜坐は1月16日(月)から。来年も毎週月曜日の夜に開催して参ります。

オテライブの情報も少し。
来年3月3日(土)に夕涼み音楽祭でアコースティックベースでDANとドライドボニートにサポート参加してくださっている高井亮士さんのJAZZユニットライブを予定しております。また、4月、5月と連続してオテライブを企画中。詳細は決まり次第お知らせいたしますので、ご期待下さい!

それでは、これから大掃除もお忙しいという方も多いことと思います(わたしもです!)。体調に気をつけてよいお年をお迎えください。

2011年11月14日月曜日

石巻・法山寺 秋のともしび音楽祭

無事に行って参りました!

私が所属する曹洞宗の青年会、伊豆曹青が主催企画した【きもち・つなぐ・ともしび】。
紙カップロウソクに、被災地の皆さんに寄せるメッセージ、あるいは犠牲者への追弔のことばを、思い思いにクレヨンで書いて頂き、被災地である石巻のお寺、法山寺様の境内で点灯して、遠く離れた私達も、被災地とそこに住み皆さんのことをいつも忘れないでいるというきもちを、少しでもお伝えできればととり組みました。

伊豆曹青会員が伊豆地方を中心として、1200個のメッセージをあつめ、また、法山寺様も石巻の皆さんに500個のロウソクを配布し、被災地からの思いをあつめて下さり、合計1700個の【きもち・つなぐ・ともしび】が集まりました。

また、そのきもちを暖かな音楽とともに伝えたいと思い、常林寺オテライブでおなじみの、アコーディオン奏者DANとその仲間たちとともに石巻に向かいました。

石巻へは、4月のまだ、とても混乱しているころ、浴場設置支援に伺い、また9月上旬に陸前高田市を訪問した帰り、打ち合わせのためにお寄りしたのに続き、震災後3回目の訪問です。
9月にはまだ、散乱していた瓦礫も、ほとんどが石巻港につみあげられ、津波にのみ込まれた地域は更地の状態となっていました。積み上がった瓦礫はまるで巨大な防波堤のよう。
更地となった石巻はこれから次の一歩をどう踏み出したらいいのか、思いあぐねている、まだそんな状況のようです。

音楽祭の前日夕方、法山寺様に到着し、よくじつの打ち合わせや確認事項をチェックした後、わたくしの修行時代の先輩である副住職様に、ご友人が経営する居酒屋さんにお連れ頂きました。居酒屋さんはお客さんで満杯。とても賑わっています。三陸産の海の幸もすでに入荷されています。しかし、石巻漁港はほとんど稼働せず、近隣の被害を免れた小さな漁港からの入荷が多いようです。居酒屋さんが賑わっているのも、復興のための仕事で滞在している方が多いためとのことでした。

翌朝、準備に取りかかります。15時のオープンに向けて4時間ほどしか時間がありません。フル稼働でステージを作ったり、音響をセットしたり、屋台の準備をしたり、すべて手作りの音楽祭です。

なんとか、DANたちのリハーサルも14時30分までに終了し、オープンを待つばかり。
すでに、富士市在住のアーティスト、サノ ユカシさん(ユカシさんのブログにリンクしてます。こちらでも石巻のレポートがありますよ!)が準備したお絵かきゾーンは子どもたちで賑わい始めています。ユカシさんが子どもたちといっしょに、6メートルの布を埋めていきます。ユカシさんから子どもたちへのお願いは、家を一軒、木を一本書いてね!あとは自由!というもの。布にはどんどん子どもたちが思い描く街が浮かび上がってきます。

昨晩伺った居酒屋さんの大将もやきとり屋台で出店。常林寺の夜坐参加者やDANファンのボランティアスタッフも屋台をお手伝い。ほかにわれわれ僧侶チームが焼きそばやおしるこ、子どもたちにはスーパーボールすくいや輪投げも用意されました。炊き出し形式のおふるまいなので、大忙し!それぞれ500人分がすべて振る舞われました。

ライブに先だって、オープニングとして法山寺梅花講のみなさんとともにご詠歌を1曲お唱えします。三宝御和讃という、あかるく前向きな曲です。みんないっしょに教えの船に乗って浮き世の波を乗り越えて行きましょうという曲です。

DAN(DANもブログで石巻レポートしてくれてます!)のライブも始まります。
お寺に併設される幼稚園の大きな園庭がライブ会場なので、賑やかなステージにしたいという希望から、DANのサポートメンバーとして強力な助っ人たちも同行してくれました。
常林寺オテライブでもおなじみのアコースティックベース高井さんと、パーカッションのKAZUさん。おふたりとも各アーティストから引っ張りだこの実力派。
秋の境内に3人の織りなす音霊(おとだま)がこだまします。四方を森に囲まれた天然のドームみたいな境内は、ステージを優しい響きに包んでくれます。私のつたない音響セッティングもそのおかげで、職人・高井さんから合格をいただきました(^^)/

秋の日はつるべ落とし、4時過ぎから徐々に暗くなってきました。
伊豆と石巻の皆さんの思いがつづられた【ともしび】ろうそくは、ユカシさんのイメージで並べてもらいました。暗くなるとともに、ロウソクが境内に浮かび上がり、やさしい波の姿となりました。わたしたちの命のみなもと、深く優しい海の姿です。

ライブが終わり、最後に法山寺の御住職様導師のもと、慰霊法要を営みました。園庭には子どもたちを見守るお地蔵様がお祀りされています。その、お地蔵さまのもとに、法山寺様のお檀家の中で、震災でなくなった方のお戒名をともしびにひとつひとつ書き写しお供えしました。
みなさんが御焼香頂く間、法山寺梅花講のみなさんと再びお唱えをします。私は梅花講の皆さんの前列でお唱えをしていましたが、お唱えがすすむにつれてすすり泣く声がお唱えの中に混じります。私もマイクを前にお唱えをしている以上、お唱えを途切らすことは出来ませんが、どうにかこうにか、気持ちを鎮めてなんとか唱えきることが出来ました。こうして石巻のご詠歌を志す梅花講員のみなさんとともにお唱えできたことは、ほんとうに有り難いことでした。

ともしびをひとつ、ひとつとかがみ込みながら見てくれている方もいらっしゃいました。
わたしたちのともしびは、石巻の皆さんにどのようにうけとめて頂いたのか。ただ、その場しのぎの安らぎにすらならないのかもしれないという思いもありますが、思う・向き合うということは人を動かす力になるという道元禅師のお示しを信じるほかありません。
法山寺の御住職様は法要後、石巻の皆さんに、まわりからどんな支援があったにせよ、自分たちの力で歩き出さなければ、この困難を乗り越えることは出来ないとお話になっていました。

われわれもまた、さらに被災地のことを思い続けるのだと、向き合い続けるのだと、自分自身のきもちをつなぐイベントであったと思うのです。

なお、音楽祭の模様をアルバムにまとめてあります。


2011年10月14日金曜日

第8回常林寺夕涼み音楽祭 【きもち・つなぐ・ともしび】
無事円成致しました!