たまたま、常林寺参道入口の看板の坐禅会の掲示を、中学校の学年主任の先生がご覧になってというのがきっかけです。
公立の中学校でしたので、大丈夫かなと思いましたが、校長先生の判断で”こころの教育”という範疇で行えばということとなりました。
先生が心配されたのは、やはり足を組むと言うこと。
いまの中学生の日常生活は椅子が中心なのは想像に難くないので、出来るだけ長い時間坐禅に触れてもらえるように、椅子での坐禅を行うこととしました。坐禅は足を組むことにどうしとも目がいってしまいますが、上半身を安定させるのに両足をしっかり組むのが望ましいことはまちがいないのですが、椅子でも決して禅を行じるのに障害はありません。
体育館に椅子を並べていただき、中学校の新2年生140人あまりが整然と椅子に座っています。
わたしとともに一緒に指導をしていただいた同世代のお坊さん3人とおおむね一人ひとクラスの担当で、姿勢をなおすこと、呼吸のしかたをアドバイスすることを中心に40分くらいでしょうか、坐禅の時間を持つことが出来ました。
最初の内は、緊張感がみなぎる感じでしたが、肩の力を抜いてもらいながら、すこし落ち着いた雰囲気が出来てきました。
140人いれば坐り方も140様です。それでも、何人かは拒否感をあらわすような生徒が出るんではないかと思ってたのですが、そんなこともなく、みんな真剣に坐り抜きました。もちろん、こっくりこっくりはありますけどね・・・でも、肩をバシーと叩くのは、今回は無しです。
力を抜いて、背筋をまっすぐに。おなかをつかって、まずはゆっくり息を吐き出し、吐き尽くすところから。そのくりかえしのなかで、気持ちも楽になってくる瞬間があるのだというところを少しでも感じてもらえればと、短い間でしたが、生徒たちと一緒の時間を過ごしてまいりました。
それから、ALT(外国人の英語補助講師)のお二人もZENには興味津々。生徒たちと一緒に坐っていらっしゃいました。